チャンネルF

個人誌的ブログを試行中…ショートショートや読み切り童話など

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

創作雑記ほかエッセイ〜メニュー〜

作品一覧とは別に創作雑記ほかエッセイのタイトルをまとめてみた 〜メニュー〜●ブログ以前〜個人誌的ブログ:チャンネルF●小説の「縦書き」と「横書き」●【童話】と【絵本】の違い●「下手に書け」橋本忍氏の脚本観について●創作初心者に対するアドバイスに…

創作初心者に対するアドバイスについて

右も左もわからずに書き始めた頃をふり返って… 創作を始めて日が浅いうちは、「おもしろいものを書こう!」という意気込みはあっても、技術的なことはあまりよくわからず、無自覚で書いている部分が多い。また、そうして書いた書いた作品がはたしてどのてい…

「下手に書け」橋本忍氏の脚本観について

前回の【ノルマを課して書くことについて】で僕は「書くことを優先して質を下げる」ことを批判的に記した。ただ、これとは逆の意見もある。著名な脚本家・橋本忍氏が以前テレビ番組で語っていたのだが──曰く「シナリオは下手に楽に書け」「自分のシナリオが…

ノルマを課して書くことについて

「とにかく書く」は修行感はあるものの… スポーツ選手が毎日○km走ると決めて実践するように、毎日○枚書くと決めて小説修行している書き手もいるのではないか。実際にそうしたストイックな努力を続けているという人に出会ったこともある。しかし僕はノルマを…

バーベットin夢

酒場で飲み代を賭けて行う、ひねりのきいた賭けゲームをバーベットと呼ぶそうな。今回のショートショート(風メモ)は、僕が見た夢の話で、登場する仮名の2人も実在の人物である。夢の中で物語(ショートコント?)が完成することもある──ということで。 ちょっ…

【童話】と【絵本】の違い

小説の「縦書き」と「横書き」について、前の記事で記したが、「縦書き」か「横書き」かで、顕著な違いが現れるのが絵本で、縦書き(右開き:右から左へページが進む)か横書き(左開き:左から右へページが進む)によって、これは文章よりも絵が大きく影響を受…

小説の「縦書き」と「横書き」

僕はファッション感覚ゼロで、自分のオシャレには全く関心がないのだが……自分が作っていた個人誌の誌面やブログの画面の見映えは気になる性分だ。Yahoo!ブログでは昆虫の記事が多かったが、視覚的にわかりやすく画像を加工したりキャプションを加えたり、文…

愛犬家博士の<夢の発明>(ショートショート)

今年終了するYahoo!ブログで10年ほど続けてきた元旦の年賀記事──年号や賀詞・十二支などの文字記号で、その年の動物(十二支)を描くということを続けてきた。その2018年の年賀記事で、いぬ(十二支)にちなんだ小話として載せていたショートショート。文字記号…

チョコといっしょのおるすばん

四百字詰め原稿用紙(20字×20行)4枚ほどの読み切り童話。作・絵ともに描いているが、絵の方は発表時モノクロ(黒一色)だったものに後にパソコンで色をつけてみたもの。『チョコといっしょのおるすばん』は、当時飼っていたフェレットをネタにした作品を書こう…

きえた大はつめい(読み切り童話)

朝日小学生新聞(1993年12月28付)に掲載した、四百字詰め原稿用紙(20字×20行)2枚ほどの読み切り童話。『金色の首輪』や『団地さいごの日!?』のような《珍発明ネタ》で、着想としてはショートショート。挿絵は掲載時モノクロだったものを後にパソコンに読み込…

巻貝が描く《幻の地図》(幻想的着想メモ)

ある夏、浅い池の底でカワニナだろうか──巻貝がいるのに気がついた。貝が這ったあとには〈道〉ができ、これが里山の地図のように見えたことから、脳内に幻想的なイメージが展開──それを超短篇風にまとめたのが↓。 巻貝が描く《幻の地図》──これは「作品」と…

人面ガエル

こわい話!?──原稿用紙8枚半の読み切り童話 『人面ガエル』は、小学3〜4年生を読者対象とした《怖い話》のアンソロジー用に書き下ろした作品。当初、どんな《怖い話》にしようかあれこれ考えた。『不老の理由』や『愛しいまぼろし』なども「ゾッとする」──…

カエルの念力

『カエルの念力』は、四百字詰め原稿用紙(20字×20行)にして10枚弱の作品。運動会を中止するために、カエルの念力で雨を降らせると奇妙なハナシをもちかけてきた転校生。怪しげなファンタジー……かと思いきや、ぷちミステリー!?いつ書いたのか、どんな経緯で着…

おじいちゃんのしんぱいごと

原稿用紙2枚半の読み切り童話 朝日小学生新聞(1998年12月26日付)に作&絵で掲載した四百字詰め原稿用紙(20字×20行)で2枚半の読み切り童話。童話を含む日本語で書かれた小説は(絵本を除けば)縦書き表記がしっくりくる──という感覚が僕にはあるので、面倒だ…

雨の日の通信(読み切り童話)

四百字詰め原稿用紙(20字×20行)で7枚半ほど。初期の小品だが、わりと気に入っているものの1つ。日常の片隅にふっと湧いた、誰も気づかないような淡いファンタジー&不思議を介しての出会い……そんな話を描いてみたかった。今では誰もが携帯電話で、いつでも…

病院跡の座敷童子

遊んでいる仲間が、いつの間にか1人増えている……なのに増えた子が誰なのかわからない!?──座敷童子の正体とは!? 原稿用紙で20枚半ほどの読み切り児童小説。 四百字詰め原稿用紙(20字×20行)換算20枚半。朝日小学生新聞に1994年12月17日〜12月25日に短期連載し…

小説版『ミラクル☆スター〜復活篇〜』

※内輪ウケ狙いのジョークで書かれた番外的作品です。 (1)悪島の反乱 夜の闇をヘッドライトの光でなぎながら、一台の車が走っている。 きれいに舗装された道路の両脇には、広々とした空間が続いているばかりである。 後続車もなければ、すれ違う車もない。…

ブログ以前〜個人誌的ブログ:チャンネルF

ブログが無かった頃…個人の発表(発信)の場は少なかった小学6年生〜中学生の頃、4コマ漫画を描いていたことがあった。「趣味」というほどのものではなく、ラクガキ程度のもの。無地のノートにざっと下敷きで線を引いて(コマ割り)、いきなりボールペンや万年…

地球のタネ(ショートショート)

『地球のタネ』は400字詰め原稿用紙(20字×20行)換算で14枚余り。《環境破壊を続ける人類は地球にとってのガン細胞》というようなことが言われるようになったのはいつ頃だったろうか? この見解は当初衝撃的でもあり、「言われてみれば確かに」感があって説…

神への陳情(ショートショート)

原稿用紙1枚半に満たない、サラッと読めるショートショート。《環境破壊を続ける人類は地球にとってのガン細胞》というようなことが言われるようになったのはいつ頃だったろうか? この見解は当初衝撃的でもあり、「言われてみれば確かに」感があって説得力…

団地さいごの日!?(読み切り童話)

四百字詰め原稿用紙(20字×20行)で5枚半弱の読み切り童話。作・絵ともに描いているが、本文は一部加筆、絵の方は新聞紙上では一色(黒)だったものにパソコンで色をつけてある。短い話で意外性のある展開・オチ話をいくつも考えていくと、《珍発明ネタ》ともい…

金色の首輪(読み切り童話)

四百字詰め原稿用紙(20字×20行)で5枚半弱。朝日小学生新聞の1987年12月25日に作&絵で掲載された読み切り童話だが、今回の絵は当時のものではない。短い読み切り童話だとあまり複雑なことは描けない。それでも、ひねりのきいた意外性を持ち込んで読者を驚か…

読み切りアイディア・ストーリー〜メニュー〜

一口サイズの読み切りアイディア・ストーリーショートショート・読み切り童話・SF・ファンタジー 〜メニュー〜●因果応報 脳死と臓器移植をモチーフとした原稿用紙7枚弱のSS●赤いクモ〜夢の前兆〜 4枚強のショートショート●守護霊〜一人称について 7枚…

愛しいまぼろし

月刊《児童文芸》1988年7月号に掲載した読み切り児童文学作品。今回投稿したのは四百字詰め原稿用紙(20字×20行)で13枚強のオリジナル(?)版。依頼が12枚半ということだったので、それに合わせて若干削ったものが《児童文芸》には掲載された。ひとりの少年が(…

チョウのみた夢〜善意の報酬〜(読み切り童話)

『チョウのみた夢〜善意の報酬〜』は四百字詰め原稿用紙(20字×20行)で12枚の作品。「小学高学年向きで10〜12枚」という条件だった。主人公は小学高学年という設定で、内容も小学生にわかるように描いたが、着想としてはショートショート。着想から執筆のさい…

不老の理由(ショートショート)

《不老長寿》は今昔東西を問わず、多くの人が関心を寄せてきたテーマにちがいない。しかし、人が老いて死んでいくのは、逃れられない自然の摂理だ。これに逆らい背くことは罪深いことのようにも思われる。ゆえに《不老》の実現にはタブー感がつきまとう……。…

地震の予知(ショートショート)

400字詰め原稿用紙(20字×20行)換算で8枚のほどのショートショート。パソコン以前にワープロ(日本語ワードプロセッサ専用機)で作成していた個人紙《チャンネルF☆通信》の第4号(1993年8月28日号)に載せたもの。執筆当時は安部公房の死が報じられた頃で、少…

暗示効果(ショートショート)

暗示効果(ショートショート8枚版) 『暗示効果』は四百字詰め原稿用紙(20字×20行)換算で8枚ほどのショートショート。もともとは小説現代のショートショート・コンテストに投稿した4枚の作品だったが、ちょっとあっさりしすぎている気がして加筆してみた…

守護霊〜一人称について

守護霊〜霧に立つ影〜(ショートショート) 『守護霊〜霧に立つ影〜』は、400字詰め原稿用紙(20字×20行)換算で7枚余りのショートショート。この作品のヒントとなったのは、あるとき小耳に挟んだ体験談だった。戦時中、大きなダメージを受けた飛行機のパイロ…

テスト投稿:人面蜘蛛的ビジョオニグモ

ヒゲをはやしたオッサンに見えるビジョオニグモ はてなブログでの試行中……。投稿記事の編集画面で見たところ、掲載できる画像の横幅サイズは630ピクセルほどだと判断して、それに合わせた画像でいくつか投稿してみた。しかし表示された画面を見ると、文章の…