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団地さいごの日!?(読み切り童話)

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四百字詰め原稿用紙(20字×20行)で5枚半弱の読み切り童話。作・絵ともに描いているが、本文は一部加筆、絵の方は新聞紙上では一色(黒)だったものにパソコンで色をつけてある。
短い話で意外性のある展開・オチ話をいくつも考えていくと、《珍発明ネタ》ともいえるカテゴリー(?)ができてきたりする。前の記事で紹介した『金色の首輪』もいってみれば、少年ハカセの珍発明ネタ。今回の『団地さいごの日!?』と登場人物の設定が似通っている。同一人物でまとめても良かったような気もするが……『金色の首輪』では《主人公:シゲル/少年ハカセ:ユウキくん》だったのが『団地さいごの日!?』では《主人公:ぼく/少年ハカセ:森くん》としている。じつは、これ、単に《字数の節約》のため。作品の長さ(量)は四百字詰め原稿用紙(20字×20行)での枚数で規定されることが多い。短い作品では特に、字数・行数の節約を意識しなくてはならない。登場人物の名前が1文字多いだけで「次の行へはみだし、1行分(20字)よけいに使ってしまう」とか、1文字少なくすることで逆に行数を節約することができたりする。《字数制限》であればさほどのことではないが《枚数制限》だと、影響が大きかったりする。登場人物を表す字数の節約もバカにならない。

 

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