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愛しいまぼろし

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月刊《児童文芸》1988年7月号に掲載した読み切り児童文学作品。今回投稿したのは四百字詰め原稿用紙(20字×20行)で13枚強のオリジナル(?)版。依頼が12枚半ということだったので、それに合わせて若干削ったものが《児童文芸》には掲載された。
ひとりの少年が(おそらく)ジュブナイル作家をたずねるところから物語が始まる。童話や児童文学では子どもが主人公で、その視点で描かれることが多いが、『愛しいまぼろし』では、大人の側の視点で展開する。それがなぜなのかは読んでいただければご理解いただけるだろう。少年の視点ではこの物語は成立しない(しづらい)。作品上の必然として大人側から描くことになったわけで、こうした手法もあって良いだろう。(おそらく)ジュブナイル作家の一人称で展開するが、これは結末の意外性を効果的に演出するためのものであって、作中の《僕》は僕(星谷)ではない。あくまでも架空の人物である。

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