チャンネルF

個人誌的ブログを試行中…ショートショートや読み切り童話など

ショートショート

いきいきリサイクル(読み切り童話)

個人紙《チャンネルF☆通信》第12号(1995年10月16日号)に掲載した5枚余りのショートショート童話。TVニュース番組の中で、養鶏場でお払い箱となった雌鳥をひきとり、廃棄される飼料を利用して育てている人の活動が紹介されていたことがあって、「職員もリ…

バーベットin夢

酒場で飲み代を賭けて行う、ひねりのきいた賭けゲームをバーベットと呼ぶそうな。今回のショートショート(風メモ)は、僕が見た夢の話で、登場する仮名の2人も実在の人物である。夢の中で物語(ショートコント?)が完成することもある──ということで。 ちょっ…

愛犬家博士の<夢の発明>(ショートショート)

今年終了するYahoo!ブログで10年ほど続けてきた元旦の年賀記事──年号や賀詞・十二支などの文字記号で、その年の動物(十二支)を描くということを続けてきた。その2018年の年賀記事で、いぬ(十二支)にちなんだ小話として載せていたショートショート。文字記号…

きえた大はつめい(読み切り童話)

朝日小学生新聞(1993年12月28付)に掲載した、四百字詰め原稿用紙(20字×20行)2枚ほどの読み切り童話。『金色の首輪』や『団地さいごの日!?』のような《珍発明ネタ》で、着想としてはショートショート。挿絵は掲載時モノクロだったものを後にパソコンに読み込…

巻貝が描く《幻の地図》(幻想的着想メモ)

ある夏、浅い池の底でカワニナだろうか──巻貝がいるのに気がついた。貝が這ったあとには〈道〉ができ、これが里山の地図のように見えたことから、脳内に幻想的なイメージが展開──それを超短篇風にまとめたのが↓。 巻貝が描く《幻の地図》──これは「作品」と…

カエルの念力

『カエルの念力』は、四百字詰め原稿用紙(20字×20行)にして10枚弱の作品。運動会を中止するために、カエルの念力で雨を降らせると奇妙なハナシをもちかけてきた転校生。怪しげなファンタジー……かと思いきや、ぷちミステリー!?いつ書いたのか、どんな経緯で着…

地球のタネ(ショートショート)

『地球のタネ』は400字詰め原稿用紙(20字×20行)換算で14枚余り。《環境破壊を続ける人類は地球にとってのガン細胞》というようなことが言われるようになったのはいつ頃だったろうか? この見解は当初衝撃的でもあり、「言われてみれば確かに」感があって説…

神への陳情(ショートショート)

原稿用紙1枚半に満たない、サラッと読めるショートショート。《環境破壊を続ける人類は地球にとってのガン細胞》というようなことが言われるようになったのはいつ頃だったろうか? この見解は当初衝撃的でもあり、「言われてみれば確かに」感があって説得力…

団地さいごの日!?(読み切り童話)

四百字詰め原稿用紙(20字×20行)で5枚半弱の読み切り童話。作・絵ともに描いているが、本文は一部加筆、絵の方は新聞紙上では一色(黒)だったものにパソコンで色をつけてある。短い話で意外性のある展開・オチ話をいくつも考えていくと、《珍発明ネタ》ともい…

金色の首輪(読み切り童話)

四百字詰め原稿用紙(20字×20行)で5枚半弱。朝日小学生新聞の1987年12月25日に作&絵で掲載された読み切り童話だが、今回の絵は当時のものではない。短い読み切り童話だとあまり複雑なことは描けない。それでも、ひねりのきいた意外性を持ち込んで読者を驚か…

読み切りアイディア・ストーリー〜メニュー〜

一口サイズの読み切りアイディア・ストーリーショートショート・読み切り童話・SF・ファンタジー 〜メニュー〜●因果応報 脳死と臓器移植をモチーフとした原稿用紙7枚弱のSS●赤いクモ〜夢の前兆〜 4枚強のショートショート●守護霊〜一人称について 7枚…

愛しいまぼろし

月刊《児童文芸》1988年7月号に掲載した読み切り児童文学作品。今回投稿したのは四百字詰め原稿用紙(20字×20行)で13枚強のオリジナル(?)版。依頼が12枚半ということだったので、それに合わせて若干削ったものが《児童文芸》には掲載された。ひとりの少年が(…

チョウのみた夢〜善意の報酬〜(読み切り童話)

『チョウのみた夢〜善意の報酬〜』は四百字詰め原稿用紙(20字×20行)で12枚の作品。「小学高学年向きで10〜12枚」という条件だった。主人公は小学高学年という設定で、内容も小学生にわかるように描いたが、着想としてはショートショート。着想から執筆のさい…

不老の理由(ショートショート)

《不老長寿》は今昔東西を問わず、多くの人が関心を寄せてきたテーマにちがいない。しかし、人が老いて死んでいくのは、逃れられない自然の摂理だ。これに逆らい背くことは罪深いことのようにも思われる。ゆえに《不老》の実現にはタブー感がつきまとう……。…

地震の予知(ショートショート)

400字詰め原稿用紙(20字×20行)換算で8枚のほどのショートショート。パソコン以前にワープロ(日本語ワードプロセッサ専用機)で作成していた個人紙《チャンネルF☆通信》の第4号(1993年8月28日号)に載せたもの。執筆当時は安部公房の死が報じられた頃で、少…

暗示効果(ショートショート)

暗示効果(ショートショート8枚版) 『暗示効果』は四百字詰め原稿用紙(20字×20行)換算で8枚ほどのショートショート。もともとは小説現代のショートショート・コンテストに投稿した4枚の作品だったが、ちょっとあっさりしすぎている気がして加筆してみた…

守護霊〜一人称について

守護霊〜霧に立つ影〜(ショートショート) 『守護霊〜霧に立つ影〜』は、400字詰め原稿用紙(20字×20行)換算で7枚余りのショートショート。この作品のヒントとなったのは、あるとき小耳に挟んだ体験談だった。戦時中、大きなダメージを受けた飛行機のパイロ…

赤いクモ〜夢の前兆〜(ショートショート)

『赤いクモ〜夢の前兆〜』は、同人誌《MON48》第5号(1990年11月)の埋め草用に書いた原稿用紙(20字×20行)換算4枚強のショートショート。《MON48》は朝日カルチャーセンター「大衆文芸の書き方(講師:光瀬 龍)」の受講生によって1985年3月に創刊された…

因果応報(ショートショート)

四百字詰め原稿用紙7枚弱のショートショート。作品内容はYahoo!ブログに投稿したものと同じだが、Yahoo!ブログの表示画像(横幅560ピクセル)より大きなはてなブログサイズ(横幅630ピクセル)での比較用に作成した縦書き画像。 比較用・縦書き画像文芸作品は、…