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雨の日の通信(読み切り童話)

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四百字詰め原稿用紙(20字×20行)で7枚半ほど。初期の小品だが、わりと気に入っているものの1つ。日常の片隅にふっと湧いた、誰も気づかないような淡いファンタジー&不思議を介しての出会い……そんな話を描いてみたかった。
今では誰もが携帯電話で、いつでもどこでも《つながる》ことができるが……まだ携帯電話など無かった頃の作品。もちろんインターネットもなく、ラジオの深夜放送ブームの終焉の頃(?)──当時聞いていた東海ラジオの深夜番組〈ミッドナイト東海〉にDJ・兵藤ゆきさんが、リスナーから送られてくる童話をラジオドラマ仕立てで朗読してくれるコーナーがあって、ここで採用された思い出がある。オンエアされた童話は4つあるが、『雨の日の通信』(1982.10.16 OA)は年間リスナー投票で第2位に選ばれたこともあった。多くの人に聞いてもらえたこと、この作品に好感を持ってくれた人がいたこと、そして兵藤ゆきさんの七色ボイスでラジオドラマにしていただいたことなど、色々と感慨深い作品。

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