赤いクモ〜夢の前兆〜(ショートショート)
『赤いクモ〜夢の前兆〜』は、同人誌《MON48》第5号(1990年11月)の埋め草用に書いた原稿用紙(20字×20行)換算4枚強のショートショート。《MON48》は朝日カルチャーセンター「大衆文芸の書き方(講師:光瀬 龍)」の受講生によって1985年3月に創刊された同人誌。
《MON48》は筒井康隆原作の邦画『文学賞殺人事件 大いなる助走』(1989年)のエンドロールで全国の同人誌が流れるシーンにチラッと映っていて、知らずに観ていて驚いたことがあった。
同人誌名の《MON48》は「大衆文芸の書き方」講座が毎週月曜日(MON)に新宿住友ビルの48階の教室で開かれていたことに由来する。表紙の図案は翼を広げたペンが新宿住友ビルから飛び立つところ。